住職、加藤良光の短歌・令和4年〜

粒々の小花柊南天が御堂の横で光っているね

石橋の辺りの桜咲き始め盛りの時を待つは幸福

女坂満艦飾の赤椿道行く人の感嘆の声

春の日の友禅苑の庭に立ち枝垂れ桜の瑞気を受ける

今年また夫婦円満祝いの木美幸桜は幸せ桜

群れ鳥が羽ばたくように乱れ咲く白木蓮の花の見事さ

 

柃の強い匂いが懐かしい一杯咲いた粒々の花

富貴草白い雄蕊が見えている春には遭える好みの花だ

前庭に日向水木の花開く甘い黄色がとても可愛い

連翹の澄んだ黄色の花がいい春の盛りの今を感じる

ポンポンに形似ている三叉の黄色の花が咲いた嬉しさ

参道に白い色した木瓜の花近くに寄れば刺を確認

花びらが紅色の木瓜の花雄蕊の黄色正に絶妙

三門に進む道中光ってる黄色連翹春の色彩

 

 

阿弥陀堂前に見えるは桜花思いのままに春を満喫

咲いている八重の黄桜その名前鬱金桜の床しき響き

御忌の庭ここにも咲いた著莪の花淡い水色心を癒やす

三門が見えるところに咲いている白山吹の花を観賞

ヒラヒラと紅花常盤満作の花びら揺れる今を味わう

春の庭青紫の重ね咲き十二単は可愛い小花

淡雪を見ているような白い花白山木は春の楽しみ

ほんのりと香る唐種招霊の白い花見る春の夕暮れ

 

 

幾つもの八重の小花が咲いている木香薔薇は初夏の先駆け

生垣の端から咲いた躑躅花淡いピンクの色も嬉しい

夕暮れの滋賀の平野の其処此処に田植え間近の水面の光

参道は八重の桜の花盛り潜り歩き楽しいリズム

帰り道八重山吹の黄色花祖山御忌会の一日の慰藉

青梻は綿毛のような白い花御忌の三門静かに飾る

咲く時は俯くような姿あり赤紫の可愛い紫蘭